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六韜:しゃ第五十六

武王問太公曰、選車士奈何。
おう太公たいこううていわく、しゃえらぶこと奈何いかん
  • ウィキソース「六韜」参照。
太公曰、選車士之法、取年四十以下、長七尺五寸以上、走能逐奔馬、及馳而乗之、前後左右、上下周旋、能束縛旌旗、力能彀八石弩、射前後左右、皆便習者。
太公たいこういわく、しゃえらぶのほうは、としじゅう以下いかたけななしゃくすんじょうにして、はしりてほんい、およせてこれり、ぜんゆうしょうしゅうせんし、せい束縛そくばくし、ちから八石はっせきき、ぜんゆうて、みな便べんしゅうするものる。
  • 以下 … 底本では「巳下」に作るが、『直解』に従い改めた。
  • 以上 … 底本では「巳上」に作るが、『直解』に従い改めた。
  • 束縛 … 底本では「縛束」に作るが、『直解』に従い改めた。
名曰武車之士。不可不厚也。
づけてしゃう。あつくせざるからず。
巻一 文韜
文師第一 盈虚第二
国務第三 大礼第四
明伝第五 六守第六
守土第七 守国第八
上賢第九 挙賢第十
賞罰第十一 兵道第十二
巻二 武韜
発啓第十三 文啓第十四
文伐第十五 順啓第十六
三疑第十七  
巻三 竜韜
王翼第十八 論将第十九
選将第二十 立将第二十一
将威第二十二 励軍第二十三
陰符第二十四 陰書第二十五
軍勢第二十六 奇兵第二十七
五音第二十八 兵徴第二十九
農器第三十  
巻四 虎韜
軍用第三十一 三陣第三十二
疾戦第三十三 必出第三十四
軍略第三十五 臨境第三十六
動静第三十七 金鼓第三十八
絶道第三十九 略地第四十
火戦第四十一 塁虚第四十二
巻五 豹韜
林戦第四十三 突戦第四十四
敵強第四十五 敵武第四十六
烏雲山兵第四十七 烏雲沢兵第四十八
少衆第四十九 分険第五十
巻六 犬韜
分合第五十一 武鋒第五十二
練士第五十三 教戦第五十四
均兵第五十五 武車士第五十六
武騎士第五十七 戦車第五十八
戦騎第五十九 戦歩第六十