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六韜 賞罰第十一

文王問太公曰、賞所以存勸、罰所以示懲。吾欲賞一以勸百、罰一以懲衆。爲之奈何。
文王ぶんおう太公たいこうに問うてわく、「しょうかんそんするゆえんにして、ばつちょうを示すゆえんなり。われ、一をしょうしてもって百をすすめ、一をばっしてもって衆をらさんとほっす。これをなすこといかん」。
太公曰、凡用賞者貴信、用罰者貴必。賞信罰必、於耳目之所聞見、則所不聞見者、莫不陰化矣。夫誠暢於天地、通於神明。而况於人乎。
太公たいこうわく、「およそしょうもちうるには信をたっとび、ばつもちうるにはひつたっとぶ。賞信しょうしん罰必ばつひつもく聞見ぶんけんするところにおいてすれば、すなわち聞見ぶんけんせざるところの者も、いんせざるはなし。それまことは天地にび、神明しんめいに通ず。しかるをいわんやひとにおいてをや」。
巻一 文韜
文師第一 盈虚第二
国務第三 大礼第四
明伝第五 六守第六
守土第七 守国第八
上賢第九 挙賢第十
賞罰第十一 兵道第十二
巻二 武韜
発啓第十三 文啓第十四
文伐第十五 順啓第十六
三疑第十七  
巻三 竜韜
王翼第十八 論将第十九
選将第二十 立将第二十一
将威第二十二 励軍第二十三
陰符第二十四 陰書第二十五
軍勢第二十六 奇兵第二十七
五音第二十八 兵徴第二十九
農器第三十  
巻四 虎韜
軍用第三十一 三陳第三十二
疾戦第三十三 必出第三十四
軍略第三十五 臨境第三十六
動静第三十七 金鼓第三十八
絶道第三十九 略地第四十
火戦第四十一 塁虚第四十二
巻五 豹韜
林戦第四十三 突戦第四十四
敵強第四十五 敵武第四十六
烏雲山兵第四十七 烏雲沢兵第四十八
少衆第四十九 分険第五十
巻六 犬韜
分合第五十一 武鋒第五十二
練士第五十三 教戦第五十四
均兵第五十五 武車士第五十六
武騎士第五十七 戦車第五十八
戦騎第五十九 戦歩第六十