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六韜 武車士第五十六

    
武王問太公曰、選車士奈何。太公曰、選車士之法、取年四十下、長七尺五寸上、走能逐奔馬、及馳而乗之、前後左右、上下周旋、能束縛旌旗、力能彀八石弩、射前後左右、皆便習者。名曰武車之士。不可不厚也。
武王ぶおう太公たいこうに問うて曰く、「車士しゃしを選ぶこといかん」。太公曰く、「車士しゃしを選ぶの法は、とし四十以下、たけ七尺五寸以上にして、走りてよく奔馬ほんばい、およびせてこれに乗り、前後左右、上下周旋しゅうせんし、よく旌旗せいきを束縛し、力よく八石はっせきき、前後左右をて、みな便習べんしゅうする者を取る。名づけて武車ぶしゃと曰う。あつくせざるべからず」。
  • 以 … 底本では「已」に作るが、『直解』に従い改めた。
  • 束縛 … 底本では「縛束」に作るが、『直解』に従い改めた。