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二十四詩品 十五 疎野そや

惟性所宅、眞取弗覊。
だ性のたくするところ、真取してつながれず。
物自富、與率爲期。
物をひかえておのずから富ましめ、そつをもって期となさん。
  • 控 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「拾」に作り、「拾一本作控」との注あり。
築室松下、脱帽看詩。
室を松下にきずき、帽を脱ぎて詩を看る。
但知旦暮、不辨何時。
ただ旦暮たんぼを知るのみにして、いかなる時かを弁ぜず。
倘然適意、豈必有爲。
倘然しょうぜんとして意にかなえば、あに必ずしもなすあらん。
若其天放、如是得之。
その天放のごとくし、かくのごとくんばこれを得ん。
一 雄渾 二 冲淡
三 繊穠 四 沈著
五 高古 六 典雅
七 洗煉 八 勁健
九 綺麗 十 自然
十一 含蓄 十二 豪放
十三 精神 十四 縝密
十五 疎野 十六 清奇
十七 委曲 十八 実境
十九 悲概 二十 形容
二十一 超詣 二十二 飄逸
二十三 曠達 二十四 流動