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大学

 大学だいがく』について
儒教の経典けいてんの一つ。一巻。もとは『礼記』の中の一編であるが、宋代に朱子が本文を章句に分けて校訂し、自己の注釈を付して四書の一つとした。孔子の言葉を曾子が祖述したといわれる「けい」一章と、経についての曾子の注釈を曾子の門人が記録したといわれる「でん」十章からなる。ウィキペディア【大学 (書物)】参照。
 凡例
  • 底本に『四部備要 經部』所収の『四書集注』(臺灣中華書局、1968年)を使用した。
  • 章によっては参照の便宜を図るため、本文をいくつかの段落に分け、その冒頭に番号を付した。
  • 原文は原則として正字体、書き下し文は新字体・現代仮名遣いとした。
  • 注釈は朱子の解釈に基づき、朱注(原文・書き下し文)も記した。
大学章句序 大学 朱熹章句
経一章 伝一章
伝二章 伝三章
伝四章 伝五章補伝
伝六章 伝七章
伝八章 伝九章
伝十章  
  • 赤塚忠『大学・中庸』(新釈漢文大系 2)明治書院、1967年
  • 宇野哲人『大学』(講談社学術文庫)講談社、1983年
  • 金谷治『大学・中庸』(岩波文庫)岩波書店、1998年
  • 島田虔次『大学・中庸(上)』(朝日文庫)朝日新聞社、1978年
  • 俣野太郎『大学・中庸』(中国古典新書)明徳出版社、1968年
  • 『漢文大系(一)大學説・中庸説・論語集説・孟子定本』冨山房、1909年
  • 矢羽野隆男『ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 大学・中庸』(角川ソフィア文庫)KADOKAWA、2016年
  • 山下龍二『大学・中庸』(全釈漢文大系 3)集英社、1974年