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日日に新たなり

日日ひびあらたなり
  • 大学 … 儒教の経典けいてんの一つ。一巻。もとは『礼記』の中の一編であるが、宋代に朱子が本文を章句に分けて校訂し、自己の注釈を付して四書の一つとした。孔子の言葉を曾子が祖述したといわれる「けい」一章と、経についての曾子の注釈を曾子の門人が記録したといわれる「でん」十章からなる。ウィキペディア【大学 (書物)】参照。
湯之盤銘曰、苟日新、日日新、又日新。
とうばんめいいわく、まことあらたに、日日ひびあらたに、またあらたなり、と。
  • 湯 … 殷(商ともいう)王朝を創始した湯王のこと。姓名は子履しり。成湯・商湯・天乙とも。桀王けつおうを討って天下を統一し、殷(商)を開いた。ウィキペディア【天乙】参照。
  • 盤 … 洗面や沐浴に使う水盤。かなだらい。
  • 銘 … 刻まれている文字。
  • 苟 … 「誠」と同じ。
  • 日新、日日新、又日新 … 一日新たにし、日々に新たにし、さらに日ごとに新たにする。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句