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孝経 事君じくん章第十七

子曰、君子之事上也、進思盡忠、退思補過。
わく、君子のかみつかうるや、進んでは忠を尽さんことを思い、退いては過ちを補わんことを思う。
  • 古文では「事君章 第二十一」に作る。
將順其美、匡救其惡。
その美を将順しょうじゅんし、その悪を匡救きょうきゅうす。
  • 将順 … 助け行なう。
  • 匡救 … 正して直すこと。
故上下能相親也。
ゆえしょうよくあい親しむなり。
詩云、心乎愛矣。遐不謂矣。中心藏之。何日忘之。
詩に云く、「心に愛せばなんげざらん。中心これをぞうせば、いづれの日かこれを忘れん」と。
  • 詩 … 『詩経』小雅・隰桑しゅうそうの章。
  • 中 … 古文では「忠」に作る。
  • 藏 … 古文では「臧」に作る。
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