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大義親を滅す

たいしんめっ
  • 出典:『春秋左氏伝』隠公四年(ウィキソース「春秋左氏傳/隱公」参照)
  • 解釈:国家の大事のためには親兄弟をも顧みない。「大義」は、人としての根本的な正しい道。「親」は、父子兄弟などの肉親。
  • 春秋左氏伝 … 歴史書『春秋』の注釈書。三十巻。きゅうめいの著と伝えられる。十三経の一つ。ウィキペディア【春秋左氏伝】参照。
君子曰、石碏純臣也。惡州吁而厚與焉。大義滅親、其是之謂乎。
くんいわく、石碏せきさくじゅんしんなり。しゅうにくみてこうあずかる。たいしんめっすとは、れをうか、と。
  • 隠公四年 … 前719年。
  • 石碏 … 春秋時代、衛の大夫。石厚の父。
  • 純臣 … 忠義の家臣。
  • 州吁 … 春秋時代、衛の公子。桓公の異母弟。
  • 厚 … 石厚。春秋時代、衛の大夫。石碏の子。
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