食指動く
食指動く
- 出典:『春秋左氏伝』宣公四年(ウィキソース「春秋左氏傳/宣公」参照)
- 解釈:物事を求める心が起こること。野心を起こす喩え。「食指」は、人さし指の意。鄭の公子の宋(子公)が、霊公に献じられたすっぽんを見て、自然に人さし指が動き、やがてごちそうにありついたという故事から。
- 春秋左氏伝 … 歴史書『春秋』の注釈書。三十巻。左丘明の著と伝えられる。十三経の一つ。ウィキペディア【春秋左氏伝】参照。
楚人獻黿於鄭靈公。公子宋與子家、將入見。子公之食指動。以示子家曰、他日、我如此、必嘗異味。及入、宰夫將解黿。
楚人、黿を鄭の霊公に献ず。公子宋と子家と、将に入りて見えんとす。子公の食指動く。以て子家に示して曰く、他日、我此くの如く、必ず異味を嘗めり、と。入るに及び、宰夫将に黿を解かんとす。
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