泣いて馬謖を斬る
泣いて馬謖を斬る
- 出典:『十八史略』巻三・三国〔漢〕・後皇帝(国立国会図書館デジタルコレクション「十八史畧 二」参照)、『三国志』蜀書・馬謖伝
- 解釈:規律を保つために、自分の愛する者でも私情を捨てて処分すること。馬謖(190~228)は蜀漢の武将。諸葛亮が最も信頼している部下だった。
- 十八史略 … 七巻。元の曾先之撰。『史記』から『新五代史』までの十七の正史に、宋代の史書を加えて十八史とし、その概要を編年体でまとめたもの。史料的価値はほとんどないが、我が国では初学者のための入門書として広く読まれており、特に江戸時代には『論語』『唐詩選』とともに、初学者の必読書とされた。ウィキペディア【十八史略】参照。
〔十八史略、三国(漢)、後皇帝〕
亮爲政無私。馬謖素爲亮所知。及敗軍、流涕斬之、而䘏其後。
亮爲政無私。馬謖素爲亮所知。及敗軍、流涕斬之、而䘏其後。
亮政を為すこと私無し。馬謖素より亮の知る所と為る。軍を敗るに及び、流涕して之を斬り、其の後を䘏れむ。
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