鎧袖一触
鎧袖一触
- 出典:『日本外史』巻二、源氏正記、源氏上(国立国会図書館デジタルコレクション「日本外史」参照)
- 解釈:鎧の袖がちょっと触れたぐらいで、簡単に敵を打ち負かすこと。
- 日本外史 … 二十二巻。江戸時代後期の漢学者、頼山陽(1781~1832)の著した歴史書。1826年頃成立。源平二氏から徳川氏に至る十三氏の興亡盛衰を、武家別に漢文体で述されている。ウィキペディア【日本外史】参照。
至如平清盛輩、臣鎧袖一觸、皆自倒耳。
平清盛 輩の如きに至りては、臣の鎧袖一たび触れなば、皆自ずから倒れんのみ。
- 平清盛 … 平安時代末期、平氏の全盛期をきずいた武将。
- 輩 … ~たち。~ら。
- 臣 … 臣下が君主に対してへりくだっていう自称の言葉。ここでは源為朝の言葉。
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