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孝経 天子章第二

開宗明義章第一 天子章第二 諸侯章第三
卿大夫章第四 士章第五 庶人章第六
三才章第七 孝治章第八 聖治章第九
紀孝行章第十 五刑章第十一 廣要道章第十二
廣至徳章第十三 廣揚名章第十四 諫爭章第十五
應感章第十六 事君章第十七 喪親章第十八
閨門章第十九(古文のみ)  
    
 天子章第二
子曰、愛親者不敢惡於人、
いわく、親を愛する者は、あえて人をにく まず。
敬親者不敢慢於人。
親を敬する者は、あえて人をあなどらず。
愛敬盡於事親、徳教加於百姓、刑四海、
愛敬あいけい親につかうるにつくして、徳教百姓ひゃくせい に加わり、四海にのっと る。
  • 而… 古文では「然後」に作る。
  • 于 … 古文では「於」に作る。
蓋天子之孝也。
けだし天子の孝なり。
刑云、一人有慶、兆民頼之。
甫刑ほけいに云く、一人慶あれば、兆民ちょうみんこれをこうむる、と。
  • 甫… 古文では「呂」に作る。『書経』の呂刑篇。