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孝経 卿大夫章第四

開宗明義章第一 天子章第二 諸侯章第三
卿大夫章第四 士章第五 庶人章第六
三才章第七 孝治章第八 聖治章第九
紀孝行章第十 五刑章第十一 廣要道章第十二
廣至徳章第十三 廣揚名章第十四 諫爭章第十五
應感章第十六 事君章第十七 喪親章第十八
閨門章第十九(古文のみ)  
    
 卿大夫けいたいふ章第四
非先王之法服、敢服。
先王の法服にあらざれば、敢てふくせず。
  • 古文では「子曰、非先王之法服……」で始まる。
  • 不 … 古文では「弗」に作る。
非先王之法言、敢道。
先王の法言にあらざれば、敢てわず。
  • 不 … 古文では「弗」に作る。
非先王之徳行、敢行。
先王の徳行にあらざれば、敢て行わず。
  • 不 … 古文では「弗」に作る。
是故非法言、非道行。
この故に法にあらざれば言わず、道にあらざれば行わず。
  • 不 … 古文では「弗」に作る。
口無擇言、身無擇行、
口に択言たくげんなく、身に択行たくこうなし。
言滿天下口過、行滿天下怨惡。
ことば、天下に満ちて口過こうかなく、行い、天下に満ちて怨悪えんおなし。
  • 無 … 古文では「亡」に作る。
三者備矣。
三つの者備わる。
然後能守其宗廟。蓋卿大夫之孝也。
しかるのちよくその宗廟そうびょうを守る。けだし卿大夫の孝なり。
  • 古文では「然後能」のあとに「保其祿位而」の五字あり。
詩云、夙夜匪懈、以事一人。
に云く、「夙夜しゅくや おこたらず、もって一人いちにんつかう」と。