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孝経 諸侯章第三

開宗明義章第一 天子章第二 諸侯章第三
卿大夫章第四 士章第五 庶人章第六
三才章第七 孝治章第八 聖治章第九
紀孝行章第十 五刑章第十一 廣要道章第十二
廣至徳章第十三 廣揚名章第十四 諫爭章第十五
應感章第十六 事君章第十七 喪親章第十八
閨門章第十九(古文のみ)  
    
 諸侯章第三
上不驕、高而不危。
かみにありておごらざれば、高くして危うからず。
  • 在… 古文では「居」に作る。
  • 古文では「子曰、居上不驕……」で始まる。
制節謹度、滿而不溢。
節を制し度を謹めば、満ちてあふれず。
高而不危、所以長守貴也。
高くして危うからざるは、長くたっときを守るゆえんなり。
滿而不溢、所以長守富也。
満ちて溢れざるは、長くを守るゆえんなり。
富貴不離其身、然後能保其社稷、而和其民人、蓋諸侯之孝也。
富貴はその身を離れず、しかるのちよくその社稷しゃしょくを保って、その民人みんじんを和す。けだし諸侯のこうなり。
詩云、戰戰兢兢、如臨深淵、如履薄冰。
に云く、「戰戰兢兢せんせんきょうきょうとして、深淵しんえんのぞむがごとく、薄氷はくひょうむがごとし」と。