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跛鼈も千里

べつせん
  • 出典:『荀子』修身(ウィキソース「荀子/修身篇」参照)
  • 解釈:足の不自由なすっぽんも歩き続ければ、千里の先まで行くことができる。「跛」は、あしなえ。足が不自由なこと。「鼈」は、すっぽん。能力の劣った者でも努力し続ければ成功することの喩え。
  • 荀子 … 二十巻三十二篇。戦国時代の思想書。荀況じゅんきょう著。成立年代不詳。漢の劉向りゅうきょう(前77~前6)によってまとめられた。孟子の「性善説」に反対し、「性悪説」が説かれている。ウィキペディア【荀子】参照。
故蹞歩而不休、跛鼈千里、累土而不輟、丘山崇成。
ゆえ蹞歩きほしてまざれば、べつせんるいしてまざれば、きゅうざん崇成すうせいす。
  • 蹞歩 … 半歩。
  • 跛 … 片足が不自由なため、歩行の釣り合いがとれないこと。
  • 鼈 … すっぽん。
  • 累土 … 土を積みかさねる。
  • 輟 … やめる。
  • 丘山 … 丘や山。
  • 崇成 … 高くなる。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
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