鈍学功を累ぬ
鈍学功を累ぬ
- 出典:『顔氏家訓』文章
- 解釈:学問は鈍根の人間でも努力を重ねていけば、ついには円熟の境に達して大成する。
學問有利鈍、文章有巧拙。鈍學累功、不妨精熟。
学問に利鈍有り、文章に巧拙有り。学に鈍なるも功を累ぬれば、精熟を妨げず。
- 利鈍 … (理解の)早いことと遅いこと。
- 巧拙 … じょうずなこととへたなこと。巧妙と拙劣。
- 功 … 努力。工夫。
- 精熟 … 詳しく知っていて熟練していること。精通熟達。
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