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画竜点睛

画竜がりょう点睛てんせい
  • 出典:『歴代名画記』
  • 解釈:物事の最後の大事な仕上げ。梁の名画師張僧繇ちょうそうようが竜を描いて、最後にそのひとみを書き入れたら、たちまち竜が天に昇ったという故事から。
張僧繇、呉中人也。武帝崇飾仏寺、多命僧繇画之。金陵安楽寺四白龍、不點眼睛。毎云、點睛即飛去。人以爲妄誕、固請點之。須臾雷電破壁、両龍乗雲、騰去上天。二龍未點眼者見在。
張僧繇ちょうそうようは、呉中ごちゅうひとなり。武帝ぶてい仏寺ぶつじ崇飾すうしょくするに、おお僧繇そうようめいじてこれえがかしむ。金陵きんりょう安楽寺あんらくじ四白竜しはくりゅうは、眼睛がんせいてんぜず。つねう、ひとみてんぜばすなわらん、と。ひともっ妄誕もうたんし、かたいてこれてんぜしむ。須臾しゅゆにして雷電らいでんかべやぶり、両竜りょうりゅうくもり、騰去とうきょしててんのぼる。二竜にりゅういままなこてんぜざるものは、げんり。
  • 張僧繇 … 南北朝時代の梁の画家。
  • 呉中 … 今の江蘇省蘇州市一帯。
  • 武帝 … 梁の武帝。
  • 金陵 … 今の南京市。
  • 眼睛 … ひとみ。
  • 妄誕 … でたらめ。
  • 須臾 … たちまち。
  • 雷電 … かみなりといなずま。
  • 見在 … (安楽寺に)現存する。
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