多岐亡羊
多岐亡羊
- 出典:『列子』説符(ウィキソース「列子/說符篇」参照)
- 解釈:分かれ道が多すぎて逃げた羊を見失った故事。学問の道が多方面に分かれているので真理を求めるのが難しいことの喩え。「多岐」は、道が幾すじにも分かれていること。「亡羊の嘆」とも。
- 列子 … 八巻。道家の思想書。戦国時代の道家の思想家、列禦寇の作といわれる。寓話が多く、独創性が低い。ウィキペディア【列子】参照。
大道以多岐亡羊、學者以多方喪生。
大道は多岐を以て羊を亡い、学者は多方を以て生を喪う。
- 多岐 … 分かれ道がたくさんある。
- 多方 … 多くの方法。
- 喪生 … 生き方がわからなくなってしまう。
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