三三五五
三三五五
- 出典:李白「採蓮の曲」(『全唐詩』巻百六十三、ウィキソース「采蓮曲 (李白)」参照)
- 解釈:あちらに三人こちらに五人と、小集団になって行動するさま。
- 李白 … 701~762。盛唐の詩人。字は太白。蜀の隆昌県青蓮郷(四川省江油市青蓮鎮)の人。青蓮居士と号した。科挙を受験せず、各地を遊歴。天宝元年(742)、玄宗に召されて翰林供奉(天子側近の文学侍従)となった。しかし、玄宗の側近で宦官の高力士らに憎まれて都を追われ、再び放浪の生活を送った。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」と仰がれた。『李太白集』がある。ウィキペディア【李白】参照。
岸上誰家遊冶郎、三三五五映垂楊。
岸上誰が家の遊冶郎、三三五五垂楊に映ず。
- 岸上 … 岸のほとり。岸頭。岸辺。
- 遊冶郎 … 酒色にふける男。
- 三三五五 … 三人五人。
- 垂楊 … しだれやなぎ。
- 映 … 葉陰に見え隠れすること。
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