汗牛充棟
汗牛充棟
- 出典:柳宗元「唐の故給事中皇太子侍読陸文通先生墓表」(ウィキソース「唐故給事中皇太子侍讀陸文通先生墓表」参照)
- 解釈:書物をたくさん所蔵していることの喩え。牛車に載せて引かせると牛が汗を流し、部屋に積み重ねると棟木まで届くほどの多さの意から。
- 柳宗元 … 中唐の文人、政治家。字は子厚。唐宋八大家のひとり。ウィキペディア【柳宗元】参照。
其爲書、處則充棟宇、出則汗牛馬。
其の書為るや、処けば則ち棟宇に充ち、出せば則ち牛馬に汗す。
- 棟宇 … 棟木と軒。
- 牛馬 … 牛と馬。
- 汗 … 汗だくになる。
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