牝鶏晨す
牝鶏晨す
- 出典:『書経』周書・牧誓(ウィキソース「尚書/牧誓」参照)
- 解釈:めんどりが時を告げる。女が勢力を振るうことの喩え。家や国が滅びる前兆とされる。「牝鶏」は、めんどり。「晨す」は、朝の時を告げること。
- 書経 … 儒教の経典。五十八編。『書』『尚書』ともいう。堯・舜から秦の穆公に至るまでの政治における記録を集めたもの。内容は、王の誓いや訓告の言葉が大部分を占めている。五経の一つ。十三経の一つ。ウィキペディア【書経】参照。
牝雞無晨。牝雞之晨、惟家之索。
牝鶏は晨する無し。牝鶏の晨するは、惟れ家の索くるなり。
- 牝鶏 … めんどり。
- 晨 … 朝の時を告げる。
- 索 … ここでは「尽」に同じ。家が滅びること。
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