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用行舎蔵

用行ようこう舎蔵しゃぞう
  • 出典:『論語』述而第七10
  • 解釈:出処進退に節度があること。「行」は官に任用されること。「舎」は官に任用されないこと。「捨」とも書く。「蔵」は引退すること。「用舎行蔵」ともいう。
子謂顏淵曰。之則之則。唯我與爾有是夫。
顔淵がんえんいていわく、これもちうればすなわおこない、これつればすなわかくる。ただわれなんじとのみるかな。
  • 謂~曰 … ~に向かって言う。
  • 顔淵 … 孔子の第一の弟子、顔回。あざな子淵しえんであるので顔淵とも呼ばれた。の人。徳行第一といわれた。孔子より先に死去、孔子を大いに嘆かせた。ウィキペディア【顔回】参照。
  • 用之 … 世の中が自分を認めて任用する。ここの「之」は上の語が動詞であることを示すだけで、何かを指示しない。
  • 行 … 進んで道を天下に行う。
  • 舎之 … 舎は捨に同じ。世の中が自分を見捨てて用いないこと。ここの「之」も何も指示しない。
  • 蔵 … 抱負を心の中にひそめて、退き引きこもる。
  • 爾 … 汝に同じ。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「述而第七10」参照。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ