桑田変じて滄海となる
桑田変じて滄海となる
- 出典:劉希夷「白頭を悲しむ翁に代わる」(ウィキソース「代悲白頭翁」参照)
- 解釈:世の中の移り変わりの激しいこと。桑畑が海に変わる意から。滄海変じて桑田となる。
- 劉希夷 … 651~679?。初唐の詩人。字は庭芝、または廷芝。一説に名は庭芝、字が希夷とも。ウィキペディア【劉希夷】参照。
已見松柏摧爲薪
已に見る 松柏の摧かれて薪と為るを
- 已見 … 私は見たことがある。
- 松柏摧為薪 … いつまでも緑の変わらない松や柏も切り倒されて薪となる。変わらないと思われるものも、ついには滅びることの喩え。
更聞桑田變成海
更に聞く 桑田の変じて海と成るを
- 更聞 … さらにまた、こういうことも聞いている。
- 桑田変成海 … 桑畑であった所が海に変わる。世の移り変わりが激しいことの喩え。
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