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既往は咎めず

おうとがめず
  • 出典:『論語』八佾第三21(ウィキソース「論語/八佾第三」参照)
  • 解釈:過ぎ去ったことをとがめても仕方がない。「既往」は、既に過ぎ去ったこと。「成事は説かず、遂事は諫めず、既往は咎めず」とも。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
成事不説、遂事不諫、既往不咎
せいかず、すいいさめず、おうとがめず。
  • 成事 … できてしまったこと。
  • 遂事 … 成し終えた事柄。
  • 既往 … 既に過ぎ去ったこと。なお、「成事」「遂事」「既往」の三語は、ほぼ同義。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「八佾第三21」参照。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句