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鶏群の一鶴

鶏群けいぐん一鶴いっかく
  • 出典:『晋書』けいしょう伝(ウィキソース「晉書/卷089」参照)
  • 解釈:多くの平凡な人々の中で、一人だけ優れている人の喩え。
  • 晋書 … 二十四史の一つ。帝紀十巻、志二十巻、列伝七十巻、載記(五胡十六国の歴史)三十巻の全百三十巻。唐の房玄齢・李延寿らの編。貞観二十二年(648)頃成立。ウィキペディア【晋書】参照。
昨於稠人中始見嵇紹、昂昂然如野鶴之在雞群。
きのうちゅうじんなかいてはじめてけいしょうしに、昂昂然こうこうぜんとしてかく鶏群けいぐんるがごとし。
  • 稠人 … 多くの人。
  • 嵇紹 … 253~304年。あざなは延祖。竹林の七賢のひとりで有名な魏の中散大夫嵆康けいこうの子。ウィキペディア【嵆紹】参照。
  • 昂昂 … 志や行いがすぐれて高いさま。
  • 野鶴 … 野にいるつる
  • 鶏群 … にわとりの群れ。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句