頭角を現す
頭角を現す
- 出典:韓愈「柳子厚墓誌銘」
- 解釈:学識・才能が周囲の人よりも優れて目立つ。
子厚少精敏、無不通達。逮其父時、雖少年已自成人、能取進士第、嶄然見頭角。衆謂、柳氏有子矣。
子厚少にして精敏、通達せざる無し。其の父の時に逮んで、少年と雖も已に自ら成人し、能く進士の第を取り、嶄然として頭角を見わす。衆謂う、柳氏に子有り、と。
- 子厚 … 柳宗元の字。ウィキペディア【柳宗元】参照。
- 通達 … 物事をよく知っていて、はっきりと心得ている。
- 逮其父時 … 「父の在世中に」の意。逮は「及」と同じ。
- 嶄然 … 多くの人の中で、ひときわ目立って優れているさま。
- 頭角 … 頭の先。きわだって目立って優れた学識・才能。
- 見 … 「現」と同じ。
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