美言は信ならず
美言は信ならず
- 出典:『老子』第八十一章(ウィキソース「老子河上公章句/德經」参照)
- 解釈:美しく飾った言葉は真実が乏しい。
- 老子 … 老子が書いたと伝えられる道家の経典。二巻。八十一章。上篇(道経)と下篇(徳経)とに分けられる。自然のままで人為的なものを加えない無為自然の道が説かれている。道徳経。老子道徳経。ウィキペディア【老子道徳経】参照。
信言不美、美言不信。善者不辯、辯者不善。知者不博、博者不知。
信言は美ならず、美言は信ならず。善なる者は弁ぜず、弁ずる者は善ならず。知る者は博からず、博き者は知らず。
- 信言 … 真実味のある言葉。
- 美言 … 美しく飾った言葉。

見出し句は類書中最大の981項目あります(うち空見出し222項目を含む)。意味・原文・書き下し文・語釈付き。巻末に人名一覧・見出し句索引も収録しました。
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