危うきこと累卵のごとし
危うきこと累卵のごとし
- 出典:『韓非子』十過、『史記』范雎蔡沢列伝、他
- 解釈:卵を積みかさねたように、いつ崩れるかわからないような、きわめて危険な状態のたとえ。「累卵の危うき」とも。
〔韓非子、十過〕
故曹小國也、而迫於晉楚之間、其君之危猶累卵也。
故曹小國也、而迫於晉楚之間、其君之危猶累卵也。
故に曹は小国にして、晋・楚の間に迫る、其の君の危うきこと猶お累卵のごときなり。
- 累卵 … 積みかさねた卵。
〔史記、范雎蔡沢列伝〕
秦王之國、危於累卵。
秦王之國、危於累卵。
秦王の国は、累卵よりも危うし。
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