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青は藍より出でて藍より青し

あおあいよりでてあいよりもあお
  • 出典:『荀子』勧学(ウィキソース「荀子/勸學篇」参照)
  • 解釈:弟子が師よりも優れたものになること。青色の染料は藍を原料とするが、出来た染料は原料の藍よりも青い色をしていることから。「藍」は、タデ科の一年草。「しゅつらんの誉れ」とも。
  • 荀子 … 二十巻三十二篇。戦国時代の思想書。荀況じゅんきょう著。成立年代不詳。漢の劉向りゅうきょう(前77~前6)によってまとめられた。孟子の「性善説」に反対し、「性悪説」が説かれている。ウィキペディア【荀子】参照。
君子曰、學不可以已。青取之於藍、而青於藍、冰水爲之、而寒於水。
くんいわく、がくもっからず。あおこれあいよりりて、あいよりもあおく、こおりみずこれして、みずよりもさむし、と。
  • 青 … 青色の染料。
  • 藍 … 草の名。タデ科。葉から濃い青色の染料をとる。ウィキペディア【アイ (植物)】参照。
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論語の名言名句