壮なるに及びてや、血気方に剛なり、之を戒むること闘に在り
壮なるに及びてや、血気方に剛なり、之を戒むること闘に在り
- 出典:『論語』季氏第十六7(ウィキソース「論語/季氏第十六」参照)
- 解釈:壮年期になったら、血気が最も盛んになり、自己主張が強くなる。したがって人との争いごとを慎まなければならない。君子に三つの戒めがあり、その中の一つ。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
孔子曰、君子有三戒。少之時、血氣未定、戒之在色。及其壯也、血氣方剛、戒之在鬪。及其老也、血氣既衰、戒之在得。
孔子曰く、君子に三戒有り。少き時は、血気未だ定まらず、之を戒むること色に在り。其の壮なるに及びてや、血気方に剛なり、之を戒むること闘に在り。其の老いるに及びてや、血気既に衰う、之を戒むること得るに在り。
- 詳しい注釈と現代語訳については「季氏第十六7」参照。
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