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惻隠

惻隠そくいん
  • 出典:『孟子』公孫こうそんちゅう
  • 解釈:あわれみいたむこと。かわいそうだと思うこと。
惻隱之心、仁之端也。羞惡之心、義之端也。辭讓之心、禮之端也。是非之心、智之端也。人之有是四端也、猶其有四體也。
惻隠そくいんこころは、じんたんなり。羞悪しゅうおこころは、たんなり。辞譲じじょうこころは、れいたんなり。是非ぜひこころは、たんなり。ひと四端したんるや、四体したいるがごときなり。
  • 惻隠 … あわれみいたむこと。
  • 端 … 芽生え。
  • 羞悪 … 悪事を恥じ憎む。
  • 辞譲 … 人にゆずる。
  • 是非 … 正しいことと、まちがったことを判断する。
  • 四端 … 仁・義・礼・知の道に達するための四つの糸口。惻隠の心、羞悪の心、辞譲の心、是非の心の四つをいう。
  • 猶 … 「なお~のごとし」と読み、「ちょうど~のようだ」と訳す。再読文字。
  • 四体 … 両手両足。身体。
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ま行 や行 ら行・わ