牆に面して立つ
牆に面して立つ
- 出典:『論語』陽貨第十七10(ウィキソース「論語/陽貨第十七」参照)
- 解釈:土塀に面して立つ。まったく先が見えない、一歩も進むことができないこと。無学の人・無能者に喩える。「牆」は、垣根。土塀。壁。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子謂伯魚曰、女爲周南召南矣乎。人而不爲周南召南、其猶正牆面而立也與。
子、伯魚に謂いて曰く、女は周南・召南を為びたるか。人にして周南・召南を為ばずんば、其れ猶お正しく牆に面して立つがごときか。
- 詳しい注釈と現代語訳については「陽貨第十七10」参照。
こちらもオススメ!
あ行 | か行 | さ行 |
た行 | な行 | は行 |
ま行 | や行 | ら行・わ |
論語の名言名句 |