瓜田に履を納れず
瓜田に履を納れず
- 出典:古楽府「君子行」(ウィキソース「樂府詩集/032卷」参照)
- 解釈:人から疑いをかけられるような行いは慎むべきであるということの喩え。
- 楽府詩集 … 百巻。宋の郭茂倩の編。成立年代不詳。上古から唐・五代までの楽府・歌謡五千二百九十首を、郊廟歌辞・燕射歌辞・鼓吹曲辞・横吹曲辞・相和歌辞・清商曲辞・舞曲歌辞・琴曲歌辞・雑曲歌辞・近代曲辞・雑謡歌辞・新楽府辞の十二部門に分類して収録している。ウィキペディア【楽府詩集】参照。
君子防未然、不處嫌疑間。瓜田不納履、李下不正冠。
君子は未然に防ぎ、嫌疑の間に処らず。瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。
- 瓜田 … うり畑。
- 李下 … すももの木の下。
- 李下不正冠 … 「李下に冠を正さず」を参照。
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