一衣帯水
一衣帯水
- 出典:『南史』陳本紀下(ウィキソース「南史/卷10」参照)
- 解釈:一すじの帯のように狭い川。それを互いにへだてて距離の近いこと。
- 南史 … 歴史書。唐の李延寿編。本紀十巻、列伝七十巻の全八十巻。南北朝時代の南朝、宋・斉・梁・陳の四王朝の正史を編纂し直したもの。二十四史の一つ。ウィキペディア【南史】参照。
我爲百姓父母、豈可限一衣帶水、不拯之乎。
我は百姓の父母たり、豈に一の衣帯の水を限りて、之を拯わざる可けんや。
- 百姓 … 人民。
- 一 … 一すじ。
- 衣帯 … 着物の帯。
- 水 … 川。長江を指す。
- 拯 … 救う。
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