一顰一笑
一顰一笑
- 出典:『韓非子』内儲説上(ウィキソース「韓非子/內儲說上七術」参照)
- 解釈:顔をしかめたり、笑ったりすること。人のちょっとした表情の変化。「明主は一顰一笑を愛しむ」とも。
- 韓非子 … 二十巻五十五篇。戦国時代末期の思想家で、厳格な法治主義を唱え、信賞必罰を行うことを主張した韓非(?~前233)の著作を中心に、のちの法家一派の論を加えたもの。法による富国強兵と君主権の確立が説かれている。ウィキペディア【韓非子】参照。
吾聞、明主之愛一嚬一笑。嚬有爲嚬、而笑有爲笑。
吾聞く、明主は一嚬一笑を愛しむと。嚬するは為に嚬する有り、而して笑うは為に笑う有り。
- 嚬 … まゆをひそめる。顔をしかめる。顰と通用する。
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