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峨眉山月歌(李白)

峨眉山月歌
峨眉がび山月さんげつうた
はく
  • 〔出典〕 『全唐詩』巻百六十七、『李太白文集』巻七(静嘉堂文庫蔵、略称:宋本、静嘉堂本)、しょういん補注『分類補注李太白詩』巻八(略称:蕭本)、『李翰林集』巻十七(略称:劉本、景宋咸淳本)、王琦編注『李太白全集』巻八(略称:王本)、『万首唐人絶句』巻十三(内閣文庫蔵)、他
  • 七言絶句。秋・流・州(平声尤韻)。
  • ウィキソース「峨眉山月歌」参照。
  • 『静嘉堂本』には、題下に「峽路」とある。
  • 峨眉山 … 四川省中部にある山の名。標高3,099メートル。二つの峰がまゆに似た美しい形なので、このように名づけられた。峨嵋山・蛾眉山とも書く。ウィキペディア【峨眉山】参照。
  • 李白 … 701~762。盛唐の詩人。あざなは太白。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」といわれている。ウィキペディア【李白】参照。
峨眉山月半輪秋
峨眉がび山月さんげつ 半輪はんりんあき
  • 半輪 … 半円。
影入平羌江水流
かげへいきょう江水こうすいってなが
  • 影 … 光。月光。
  • 平羌江 … 今のせいこう。峨眉山の北東の麓を流れる。ウィキペディア【青衣江】参照。
  • 羌 … 『静嘉堂本』『蕭本』では「羗」に作る。異体字。
夜發清溪向三峽
よる 清渓せいけいはっして さんきょうかう
  • 清渓 … 町の名。峨眉山の南東にある。
  • 発 … 出発する。
  • 三峡 … 長江上流にある三つの峡谷。とう峡・峡・西せいりょう峡。ウィキペディア【三峡】参照。
思君不見下渝州
きみおもえどもえず しゅうくだ
  • 君 … ここでは、月を指す。また、月のほかに誰か思う人を指したとも考えられる。
  • 渝州 … 今の重慶市。ウィキペディア【重慶市】参照。
  • 州 … 『景宋咸淳本』では「洲」に作る。
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