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独坐敬亭山(李白)

獨坐敬亭山ひと敬亭山けいていざんす)
はく     
  • 五言絶句。閒・山(平声刪韻)。
  • 『全唐詩』巻182所収。ウィキソース「獨坐敬亭山」参照。
  • 敬亭山 … あんせんじょう市の北にある山。別名、昭亭山。
  • 独坐 … 作者が一人で敬亭山に登り、じっと坐って景色を眺めている。
  • 獨坐敬亭山 … 『唐人萬首絶句選』、『唐詩別裁集』では「敬亭獨坐」に作る。
  • 李白 … 701~762。盛唐の詩人。あざなは太白。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」といわれている。ウィキペディア【李白】参照。
衆鳥高飛盡
衆鳥しゅうちょう たかんで
  • 衆鳥 … 多くの鳥。
  • 高 … 『李翰林集』(江蘇廣陵古籍刻印社)では「忽」に作り、「一作高」との注がある。
  • 尽 … 飛び去っていなくなる。
孤雲獨去閒
うん ひとってかんなり
  • 孤雲 … ぽつんと浮かぶ雲。離れ雲。
  • 間 … 静かである。「閑」と同じ。
相看兩不厭
あいて ふたつながらいとわざるは
  • 相 … 「あい」と読み、「互いに」「ともに」と訳す。
  • 看 … 見合って。眺め合って。
  • 両 … (作者と敬亭山の)双方が。そのどちらも。
  • 不厭 … 飽きない。いやにならない。
只有敬亭山
ただ 敬亭山けいていざんるのみ
  • 只 … 「ただ」と読み、「ただ~だけだ」と訳す。限定の意を表す。
  • 有 … ここでは「あるのみ」と、送りがなに「のみ」をつけて読む。『文苑英華』では「在」に作り、「一作有」との注がある。
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