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静夜思(李白)

靜夜思せい夜思やし
はく     
  • 五言絶句。光・霜・郷(平声陽韻)。
  • 『全唐詩』巻165所収。ウィキソース「靜夜思」参照。
  • 静夜思 … 楽府がふだいの一つ。しん楽府がふ(唐代になってから出来た楽府)。静かな夜の物思い。『唐詩三百首』では「夜思」に作る。
  • 李白 … 701~762。盛唐の詩人。あざなは太白。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」といわれている。ウィキペディア【李白】参照。
牀前看月光
牀前しょうぜん 月光げっこう
  • 牀前 … ベッドの前。寝台の前。「牀」は「床」と同じで、中国式のベッドのこと。
  • 看 … 『唐詩三百首』等では「明」に作る。
  • 看月光 … ベッドの前まで差し込んでくる月の光を見ている。ゆかが敷石なのでキラキラ光って見えている情景。
疑是地上霜
うたがうらくはれ 地上ちじょうしもかと
  • 疑 … 「うたがうらくは」と読み、「~と疑われるほどである」と訳す。
  • 地上霜 … 地上に降りた霜。
擧頭望山月
こうべげて 山月さんげつのぞ
  • 挙頭 … 頭を挙げる。
  • 望山月 … 山のの月をながめる。
  • 山 … 『唐詩三百首』等では「明」に作る。
低頭思故郷
こうべれて きょうおも
  • 低頭 … 頭を垂れる。うなだれて、物思いに沈むさま。
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