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唐詩選

 とうせん』について
唐代の名詩選。七巻。明のはんりょうの編といわれている。詩形別に、五言古詩、七言古詩、五言律詩、五言排律、七言律詩、五言絶句、七言絶句という順序に配列されており、唐代の詩人128人の代表作465首が採録されている。我が国には江戸初期に伝来した。ウィキペディア【唐詩選】参照。
 凡例
  • 戸崎允明『箋註唐詩選』(『漢文大系 第二巻』冨山房、1910年)を底本とし、諸本を参照して一部字句を訂正した。
  • 底本に使用した漢文大系本は、巻七の皇甫冉「送魏十六還蘇州」以下を巻八として独立させているが、原本ならび通行本の巻数は七巻であるので通行本に従った。
  • 字句の異同については、その都度注記した。
  • 原文は原則として正字体、書き下し文は新字体・現代仮名遣いとした。
唐詩選
巻一 五言古詩 巻二 七言古詩
巻三 五言律詩 巻四 五言排律
巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句
詩人別
(唐詩選以外も含む)
あ行 か行 さ行
た行 は行 ま行
や行 ら行
  • 〔国内〕
  • 簡野道明『唐詩選詳説 上・下』明治書院、1929年
  • 『國譯漢文大成 文學部 第五卷 唐詩選』國民文庫刊行會、1920年
  • 斎藤晌『唐詩選 上・下』(漢詩選 6・7)集英社、1996年
  • 高木正一『唐詩選 上・中・下』(朝日選書 中国古典選 6~8)朝日新聞社、1996年
  • 田所義行『新評唐詩選 上・下』勁草書房、1968・69年
  • 『漢文大系(二)箋解古文眞寳・増註三體詩・箋註唐詩選』冨山房、1910年
  • 中島敏夫/佐藤保『唐詩選 上・中・下』(中国の古典 27~29)学習研究社、1982~86年
  • 服部南郭著/日野龍夫校注『唐詩選国字解 1・2・3』(東洋文庫 405~407)平凡社、1982年
  • 平野彦次郎『唐詩選研究』明徳出版社、1974年
  • 平野彦次郎『唐詩選研究 補遺』人と文化社、1992年
  • 前野直彬『唐詩選 上・中・下』(岩波文庫)岩波書店、1961~63年
  • 目加田誠『唐詩選』(新釈漢文大系 19)明治書院、1964年
  • 松浦友久編『校注 唐詩解釈辞典』大修館書店、1987年
  • 松浦友久編『続校注 唐詩解釈辞典〔付〕歴代詩』大修館書店、2001年
  • 松浦友久編/植木久行著/宇野直人著/松原朗著『漢詩の事典』大修館書店、1999年
  • 植木久行編『中国詩跡事典―漢詩の歌枕』研文出版、2015年
  • 〔国外〕
  • 『全唐詩(全二十五冊)』中華書局、1960年
  • 『全唐詩 上・下』上海古籍出版社、1986年
  • 陳尚君輯校『全唐詩補編 上・中・下』中華書局、1988年