>   漢詩   >   歴代詩選:盛唐   >   山中与幽人対酌(李白)

山中与幽人対酌(李白)

山中與幽人對酌さんちゅうにて幽人ゆうじんたいしゃくす)
はく     
  • 〔出典〕 『李太白文集』、『全唐詩』、他
  • 七言絶句。開・杯・來(平声灰韻)。
  • 『全唐詩』巻182所収。ウィキソース「山中與幽人對酌」参照。
  • 山中與幽人對酌 … 『古文真宝前集』では「山中對酌」に作る。
  • 幽人 … 隠者。
  • 対酌 … 差しむかいで酒をくみかわすこと。
  • 李白 … 701~762。盛唐の詩人。あざなは太白。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」といわれている。ウィキペディア【李白】参照。
兩人對酌山花開
両人りょうにん たいしゃくしてさんひら
  • 両人 … 李白と幽人を指す。
  • 山花 … 山中に咲いている花。
一杯一杯復一杯
一杯いっぱい 一杯いっぱい 一杯いっぱい
  • 復 … 「また」と読み、「もう一度」「再び」と訳す。ちなみに「亦」は「~(も)また」と読み、「~も同様に」と訳す。「又」も「また」と読み、「さらにまた」「その上にまた」「またもや」と訳す。
我醉欲眠卿且去
われうてねむらんとほっす きみしばら
  • 卿 … 親しい間柄の相手を呼ぶ語。君。お前。『古文真宝前集』では「君」に作る。
  • 且 … 「しばらく」と訓読するが、時間的なしばらくではない。ひとまず。まあちょっと。
  • 去 … 帰ってくれ。
明朝有意抱琴來
明朝みょうちょう らば こといだいてたれ
  • 有意 … 気が向いたなら。
  • 琴 … 古琴。弦は7本。ウィキペディア【古琴】参照。
歴代詩選
初唐 盛唐
中唐 晩唐
北宋 南宋
唐詩選
巻一 五言古詩 巻二 七言古詩
巻三 五言律詩 巻四 五言排律
巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句
詩人別
あ行 か行 さ行
た行 は行 ま行
や行 ら行