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烏有

烏有うゆう
  • 出典:『史記』司馬相如列伝
  • 解釈:何もかもなくなること。わが国では「烏有に帰す」という形でも使われるようになった。
相如以、子虚虚言也。爲楚稱。烏有先生者、烏有此事也。爲齊難。無是公者、無是人也。明天子之義。
相如しょうじょおもえらく、子虚しきょとは虚言きょげんなり。ためしょうす。烏有うゆう先生せんせいとは、いずくんぞことらんやなり。せいためなんず。無是公むぜこうとは、ひときなり。天子てんしあきらかにす、と。
  • 相如 … 司馬相如。前179~前117。前漢の文人。辞賦にすぐれた。ウィキペディア【司馬相如】参照。
  • 以 … ~とおもう。
  • 子虚 … 架空の人物名。
  • 虚言 … そらごと。
  • 為楚 … 楚の国をほめたたえるために。
  • 烏有先生 … 架空の人物を文章の中で想定して呼ぶときのことば。なお、ここでの「烏」はカラスの意ではなく、「いずくんぞ~」と読む副詞。
  • 無是公 … 『漢書』では「亡是公」に作る。
  • 義 … 道義。正しい道。
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