図南
図南
- 出典:『荘子』逍遥遊(ウィキソース「莊子/逍遙遊」参照)
- 解釈:南方に発展しようとすること。転じて、大事業を計画すること。「図」は、はかる。計画する。「図南の翼」「南するを図る」とも。
- 荘子 … 十巻三十三篇。戦国時代の思想書。内篇は荘周、外篇・雑篇は後学の著作と考えられている。成立年代不詳。『老子』の思想を継承し、道家思想を発展させたもので、内篇の中の逍遥遊・斉物論の二篇が最も重要である。『南華真経』とも。ウィキペディア【荘子 (書物)】参照。
而後乃今培風、背負青天、而莫之夭閼者。而後乃今將圖南。
而る後乃今風に培れば、背に青天を負いて、之を夭閼する者莫し。而る後乃今将に南を図らんとす。
- 乃今 … 「いま」と読む。このごろ。
- 夭閼 … 押さえてさえぎる。
- 南 … 南方。転じて、大事業。
- 図 … はかる。計画する。
こちらもオススメ!
あ行 | か行 | さ行 |
た行 | な行 | は行 |
ま行 | や行 | ら行・わ |
論語の名言名句 |