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富にして求むべくんば、執鞭の士と雖も、吾も亦た之を為さん

とみにしてもとむべくんば、執鞭しつべんいえども、われこれさん
  • 出典:『論語』述而第七11(ウィキソース「論語/述而第七」参照)
  • 解釈:もしも富が正当な方法で得られるものならば、私は大名行列の露払いのような卑しい仕事でも何でもするだろう。「執鞭の士」は、王侯が出入するとき、鞭を執って道路の行く者を払いのける役。行列の露払い。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、富而可求也、雖執鞭之士、吾亦爲之。如不可求、從吾所好。
いわく、とみにしてもとくんば、執鞭しつべんいえども、われこれさん。もとからずんば、このところしたがわん。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「述而第七11」参照。
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