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民を足らしむ可し

たみらしむ
  • 出典:『論語』先進第十一25(ウィキソース「論語/先進第十一」参照)
  • 解釈:(私が政治家として小国を治めたならば、)人民の生活を豊かにすることができるでしょう。冉有ぜんゆうの言葉。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
方六七十、如五六十、求也爲之、比及三年、可使足民
ほうろくしちじゅうしくはろくじゅうきゅうこれおさめ、三年さんねんおよころおい、たみらしむし。
  • 方六七十 … 六十里四方か七十里四方の面積の諸侯の国。「方」は、四方。
  • 如 … 「~如…」の形で「~もしくは…」と読み、「~か…かのどちらか」と訳す。
  • 比 … 「ころ」「ころおい」と読む。「頃」に同じ。
  • 足民 … 人民の経済生活を豊かにする。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「先進第十一25」参照。
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