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身体髪膚これを父母に受く

身体しんたいはっこれを父母ふぼ
  • 出典:『孝経』開宗明義章
  • 解釈:自分自身の身体はすべて父母からいただいたものである。だから、大切にしなければならない。傷つけないようにするのが孝行の第一歩である。
  • 孝経 … 儒教経典の一つ。一巻。孔子と弟子のそうとの問答形式で、孝について述べている。十三けいの一つ。ウィキペディア【孝経】参照。
身體髮膚、受之父母
身体しんたいはっこれ父母ふぼく。
  • 身体髪膚 … 肉体と毛髪と皮膚。転じて、身体からだ全体のこと。
  • 受之父母 … すべて父母から頂戴したものである。
不敢毀傷、孝之始也。
えてしょうせざるは、こうはじめなり。
  • 不敢毀傷 … 訳もなくいため傷つけないようにするのは。
  • 孝之始也 … 孝行の実践の始めである。孝行の出発点である。
立身行道、揚名於後世、以顯父母、孝之終也。
みちおこない、後世こうせいげ、もっ父母ふぼあらわすは、こうおわりなり。
  • 立身 … 修養して人格を完成させ、立派な人物になる。
  • 行道 … 人として行うべき道を実践する。孝道を実践する。
  • 揚名於後世 … その名が後の世まで語り継がれるよう、広く行き渡らせる。
  • 以顕父母 … あれは誰々の子だよ、と父母の名が世間に知られるようになることが。
  • 孝之終也 … 孝行の実践の終りである。孝行の完成である。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ