燎原の火
燎原の火
- 出典:『書経』商書・盤庚上(ウィキソース「尚書/盤庚上」参照)
- 解釈:勢いが盛んで、防ぎ止めることができないものの喩え。「燎原」は、原野を焼くこと。「星火燎原」とも。「星火」は、小さな火。
- 書経 … 儒教の経典。五十八編。『書』『尚書』ともいう。堯・舜から秦の穆公に至るまでの政治における記録を集めたもの。内容は、王の誓いや訓告の言葉が大部分を占めている。五経の一つ。十三経の一つ。ウィキペディア【書経】参照。
若火之燎于原、不可郷邇。其猶可撲滅。
火の原を燎やすが若きは、郷邇す可からず。其れ猶お撲滅す可けんや。
- 燎 … 「燎く」とも訓読できる。
- 郷邇 … 向かい近づく。
- 撲滅 … 消し止める。
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