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臨機応変

りん応変おうへん
  • 出典:『南史』梁宗室上、長沙宣武王ノ子明伝。ウィキソース「南史/卷51」参照。
  • 解釈:時と場合に応じて、適切に処理すること。「機」は、時や機会の意。「応変」は、事の変化に適宜対応すること。「機に臨み変に応ず」とも。なお、原文では「臨機制変」に作る。
  • 南史 … 歴史書。唐の李延寿編。本紀10巻、列伝70巻の全80巻。南北朝時代の南朝、宋・斉・梁・陳の四王朝の正史を編纂し直したもの。二十四史の一つ。ウィキペディア【南史】参照。
朗弟明、字靖通、少被武帝親愛、封貞陽侯。
ろうおとうとめいあざな靖通せいつうわかくしててい親愛しんあいこうむり、貞陽侯ていようこうほうぜらる。
  • 朗 … 蕭淵朗。あざなは靖徹。南朝梁の長沙宣武王しょう(梁の武帝蕭衍の長兄)の子。泉陵侯に封ぜられた。ウィキペディア【蕭淵朗】(中文)参照。
  • 明 … 蕭淵明。あざなは靖通。南朝梁の第6代皇帝。在位555年7月1日~10月29日。長沙宣武王しょうの子。諡号はびん帝。初め貞陽侯に封ぜられ、のちに梁の総司令官として東魏の彭城を水攻めしたが、敗れて東魏の捕虜となった。ウィキペディア【蕭淵明】参照。
  • 武帝 … 南朝梁の初代皇帝しょうえん。在位502~549。武帝は諡号。ウィキペディア【蕭衍】参照。
……明、謀略不出、號令莫行。諸將每諮事、輒怒曰、吾自臨機制變。勿多言。
……めいぼうりゃくださず、号令ごうれいおこなし。しょしょうことはかごとに、すなわいかりていわく、われみずかのぞへんせいす。げんすることかれ、と。
  • 謀略 … 敵を騙すための計略。
  • 諮 … あれこれと相談すること。
  • 輒 … 「~すなわち…」と読み、「~するときはいつも…」「~して、そのたびごとに…」と訳す。
  • 多言 … 余計なことを言う。
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