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応接に暇あらず

応接おうせついとまあらず
  • 出典:『世説新語』言語
  • 解釈:応接に追われて休む暇がない。事物が次々と変化・発生し、十分に応じきれない。
王子敬云、從山陰道上行、山川自相映發、使人應接不暇。若秋冬之際、尤難為壞。
おう子敬しけいう、山陰道上さんいんどうじょうよりけば、山川さんせんおのずかあい映発えいはつし、ひとをして応接おうせついとまあらざらしむ。秋冬しゅうとうさいのごときは、もっとかいがたし、と。
  • 王子敬 … 東晋の書家、王献之(344~386)。子敬はあざな。父の王羲之とともに二王とよばれる。
  • 映発 … 照りはえる。
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