>   故事成語   >   あ行   >   応接に暇あらず

応接に暇あらず

応接おうせついとまあらず
  • 出典:『世説新語』言語(ウィキソース「世說新語/言語」参照)
  • 解釈:応接に追われて休む暇がない。事物が次々と変化・発生し、十分に応じきれない。
  • 世説新語 … 三巻。南北朝時代、宋のりゅうけい(403~444)の編。後漢末から東晋末にいたる知識人の逸話を収録したもの。ウィキペディア【世説新語】参照。
王子敬云、從山陰道上行、山川自相映發、使人應接不暇。若秋冬之際、尤難爲壞。
おうけいう、山陰道さんいんどうじょうよりけば、山川さんせんおのずからあい映発えいはつし、ひとをして応接おうせついとまあらざらしむ。しゅうとうさいごときは、もっとかいがたし、と。
  • 王子敬 … 東晋の書家、王献之。344~386。子敬はあざな。父の王羲之とともに二王と呼ばれる。ウィキペディア【王献之】参照。
  • 映発 … 照り映える。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句