直きを挙げて諸を枉れるに錯けば、能く枉れる者をして直からしむ
直きを挙げて諸を枉れるに錯けば、能く枉れる者をして直からしむ
- 出典:『論語』顔淵第十二22(ウィキソース「論語/顏淵第十二」参照)
- 解釈:正しい人間を登用して不正な者の上役に置けば、不正な者も正しい人間になっていくだろう。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
樊遲問仁。子曰、愛人。問知。子曰、知人。樊遲未達。子曰、舉直錯諸枉、能使枉者直。
樊遅仁を問う。子曰く、人を愛す。知を問う。子曰く、人を知る。樊遅未だ達せず。子曰く、直きを挙げて諸を枉れるに錯けば、能く枉れる者をして直からしむ。
- 詳しい注釈と現代語訳については「顔淵第十二22」参照。
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