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喪有る者の側に食すれば、未だ嘗て飽かざるなり

ものかたわらしょくすれば、いまかつかざるなり
  • 出典:『論語』述而第七9(ウィキソース「論語/述而第七」参照)
  • 解釈:先生は喪中の人の横で食事をされるときは、決して満腹するまで食べられることはなかった。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
食於有喪者之側、未嘗飽也。子於是日哭、則不歌。
ものかたわらしょくすれば、いまかつかざるなり。いてこくすれば、すなわうたわず。
  • 有喪者 … 喪中の人。
  • 未嘗飽也 … 腹一杯召し上がったことがない。
  • 飽 … 満腹するまで食べること。
  • 於是日哭 … 葬儀に参列し、声をあげていたその日には。
  • 哭 … 死者を弔うとき、声をあげて泣き叫ぶ礼法。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「述而第七9」参照。
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